受験、就職、転職、MBA留学…高みを目指して頑張るブログ

これから社会に出ていく高校生、大学生、あるいは若手社会人の方に、受験のことや仕事のことについて自分の経験を共有できたらいいなと思っています。MBA留学もしたので、留学のことについても記事にしていく予定です。

大学受験の勉強:理科の勉強 (+大学受験勉強の流れの概要)

今日は理科の勉強のことについて書いてみたいと思います。私は物理化学選択だったのですが、今日各科目の特徴というよりも、選択科目への取り組み方について書けたらと思っています。

それからいったん今回の記事で大学受験の勉強は終わろうかと思っています。そこで今日の記事では、私が実際にどのように勉強に取り組んだかの概要を書こうかと思っています。受験勉強のことについても、また気がついたことがあれば書くかもしれないですし、何かコメントなどで希望があればお答えするようにはする予定です。

 

【いつから準備を始めるか】

例えば理系の方でしたら数学と英語は高い確率で受験科目になるかと思いますし、文系の方なら国語と英語は避けては通れないかと思います。一方で選択科目については学校によって求められる教科や科目数が異なるので、いつから準備を始めるかというのが、難しくなってくるかと思います。

しかし私の考えでは、他の教科と同様に、高2までに範囲を終わらせて、高3になったら演習に時間を使うというのが好ましいと思います。高校の進度にもよりますが、高校の授業があまり頼りにならない場合には、高2の始まりぐらいの段階ではおおよそ志望校を決めて、必要な選択科目を選び、勉強を始められるのがいいかと思います。

もちろん途中で志望校や志望学部を変えるのはありだと思います。ただし、特に必要な科目が大きく変わる変更は、戦略の変更が必要になってくるので、慎重になる必要があります。

 

【演習に必要な時間】

一度範囲を終わらせてしまえば、英語や数学に比べれば必要な時間は短いというのが私の考えです。英語や数学のほうがより積み重ねが必要といったところでしょうか。また東大の理科に関していえば、しっかりと対策を立てれば得点が取れる科目でもあると思うので、実は結構お買い得な科目だと思います。

(範囲が終わらせたうえで) 1科目につき2-3か月くらい集中して時間をとる期間が取れれば、東大理科で8割程度の得点を取ることも不可能ではありません。私も本格的に理科に時間を費やしたのは高3の9月以降でしたが、90-100/120を目標点としていました。

 

【受験勉強の流れ】

私の受験勉強の大きな流れについて、時系列で書いていこうと思います。参考にしてもらえればと思います!

高1 (勉強時間: 2時間ぐらい/日)

英語: 文法を基本から塾で学ぶ、冬頃からは英文読解も塾の授業をとる、単語は毎日

数学: 塾の授業で数学IA~IIまでの範囲を終わらせる

国語: 塾で古文の授業をとる (今思えばいらなかったかも…)

 

高2夏ごろまで (勉強時間: 3時間ぐらい/日)

英語: 高1の状況をそのまま継続、夏ぐらいまでで英文法は高校範囲を終える

数学: 塾の授業で数学IIBまでの範囲を終わらせる

国語: 特になし

理科: 塾の授業で物理、化学を始める

 

高2夏休み以降 (勉強時間: 5~6時間ぐらい/日)

高2の秋ごろに志望校を東大にしました。

英語: 英文法からは一度離れて、長文読解にフォーカスを置く。基本は塾の授業

数学: 塾の授業で数学IIICまでの範囲を終わらせる

国語: 特になし

理科: 塾の授業を継続

 

こうやって書くと高2まではかなり塾の授業に頼ってますね…笑

ただ特にインプットは自習よりも人に教えてもらったほうが効率的だと思うので、悪くないやり方だったかなと思います。

 

高3春~夏 (7~8時間/日)

英語: 分野別の勉強、特にこの時期は要約に注力

数学: 数IA~IIICまでの基本的な解法パターンの学習

国語: 現代文の基礎知識の学習

理科: 高校範囲終える

 

高3夏~秋 (7~8時間/日)

英語: 分野別の勉強、特に英作文、リスニング

数学: 演習スタート

国語: 現代文継続、古文漢文は夏休みに思い出す程度に

理科: 忘れない程度に…

この時期は英数フォーカスでした。時間の7~8割を英数に使っていたと思います

 

高3秋~冬 (8~9時間/日)

英語: 分野別の勉強、文法に不安感を覚えて再度やり直す

数学: 演習継続

国語: 現代文継続、11月半ばくらいから古文漢文にも時間を使いました(センター対策)

理科: 演習スタート、物理化学並行でやりました。

社会 (現社): 12月からスタート

9月~11月は時間の7~8割を理科に使っていたと思います。12月はセンター試験のこともあり、古文漢文や社会に5~6割くらいの時間を使っていたはずです。センターレベルであれば1~2か月で古文漢文は8割以上取れますし、社会も7割程度であればそれほど努力しなくても取ることができます。

 

高3センター後 (8~9時間/日)

全科目: 過去問演習

もちろんこの時まで赤本を開かなかったわけではないです。演習のために過去問は使っていました…がこの時期は本当に過去問にフォーカスしたという感じです。何度も解いていると大体各科目で本番どの程度の点数が期待できるかがわかってきます (国語以外)それで目標点に達していれば、精神的にも安定するという感じですね。

併願校の勉強は前日に過去問を1回解いてみるくらいの感じです。塾の勧めもあって結構たくさん受験したのですが、今思えばそんなにたくさん受けなくてもよかったかな…とも思います。

 

受験校と結果

神奈川大学 (給費生)            〇 (給費)

東京薬科大学 (センター利用)   〇

東京理科大学 (センター利用)   〇

東京理科大学               〇

早稲田大学           〇

東京大学            ◎

 

という感じで受験を終えた形になります。次回は大学生活のことを書こうかなと思います。何回に分けるかはわからないですが、大学で経験したことを振り返りながら、就活の話をしていけたらなーと思っています。

 

受験のことで何かありましたらコメントください!また記事にするかもしれません。よろしくお願いします!

大学受験の勉強:英語の勉強

今日は英語の勉強について書こうと思います。以前の記事では、中学時代に全く英語ができなかったレベルから、いかに成績を上げたかについて書きましたが、今日はもう少し受験の戦略について書きたいと思います。

 

受験英語

受験英語」という言葉を聞くと、ネガティブなイメージを持たれる方もいるかもしれません。最近では外部の試験を取り入れて、Speakingの評価もしようという流れもあるようですが、少なくとも私が受験した当時は、特にReadingにフォーカスされており、「受験英語」をやっても英語が喋れるようにはならないというのはよく言われる話かと思います。

受験英語と実際に使える英語の違いについては、また別の機会に書こうかと思いますが、ここで強調したい点が二点あります。

受験英語と実際に使える英語は確かに違う。 (注: 今後は近づくかもしれませんが)

・一方で受験英語が実際に使える英語を学ぶ上で、役に立たないわけではない。

 

特に英語が好きな方は、受験英語なんかよりも、実際に海外の方とコミュニケーションできるスキルを身に着けたいとお考えかもしれないですし、それはとてもいいことだと思います。ただし、それは受験英語とは別のものであるという認識をしたほうがいいです。受験における成果を最大化するには「受験英語」を勉強されることをお勧めします。

 

【分野ごとで対策する】

英語に関しても、数学と同様に、基本的な文法を学ぶことと、英単語、英熟語をたくさん知っていることはベースになってくると思います。そのうえで、受験英語の対策を考える際には分野別の対策を考えることをお勧めします。例えば文法を知っていることと、文法問題が解けることは別の話です。ある程度以上の難関校であれば、どの学校を受験する上でも、基本的な文法を知っていることが求められると思います。一方で例えば東大の二次試験における文法問題の比率はかなり限定的です。

受験英語には文法問題、長文問題、リスニング、英作文、英文和訳等幅広いタイプの問題があります。自分の志望校がどのようなタイプの問題を出すのか、その比率はどの程度か、どれが得意でどれが苦手か、といった分析を事前にしたうえで、必要な分野の演習を積むことをお勧めします。

 

【本番のイメージをしっかりする】

これは英語だけでなく、すべての教科に言えることですが、英語では特にどの問題にどれだけ時間を使うのかを考えるのが重要になります。例えば試験の最後、大問が1問残っているときに、残り時間が3分しかなかったら、適当に答えを書くしかないかもしれないですが、その問題が記述式だったら得点は絶望的です。一方でもし選択式であれば、勘で書いた答えがあっているかもしれません。特に英語では大問1から順に解く必要が全くありません。試験の前にどの順番で解くのが最もよさそうか、想定以上に時間を使ってしまった場合のPlan Bはどうするかを考えておくのがいいかと思います。

 

【東大の英語】

特に東大の英語は要約、和訳、リスニング、長文、文法など多岐にわたる問題があるため、上記のような戦略が立てやすいという特徴があると思います。またしっかりと対策を立てれば得点が取りやすいのも東大の問題の特徴です。各分野の配点は公開されていないかと思いますが、各分野で何点取って合計で何点取るかということまで、計算しておくことをお勧めします。ちなみに私はあまり英語は得意ではなかったので目標は60/120くらいでおいていました。分野ごとの目標は忘れてしまいましたが、当時はそこまで設定していました。

 

今日は英語の勉強について記載させていただきました。上にも書きましたが、正直東大に入れる英語力があっても英語でディスカッションできるわけではないと思います。一方でもし自分が大学受験の時に英語を勉強していなかったら、今英語が話せるようにはなっていないと思います。受験勉強で得たことは決して無駄にはならないと思うので、ぜひ頑張っていただけたらと思っています。

 

次回は理科の話をしようかと思います。文系の方にはあまり関係がない話になってしまうかもしれませんが、ご了承いただければと思います。

 

気づいたことなどありましたら、なんでもコメントください!よろしくお願いします!

大学受験の勉強:数学の勉強

今日は数学の勉強について書いていこうと思います。まず前提として、私が受験したのはかなり昔の話になるので、今の状況に合わない点がある可能性があることをお許しください (できるだけ変わっていないであろうことを書くつもりです)。

また正直に言うと、私は数学は比較的得意だったので、苦手な方のやり方はまた違ったものになるかもしれません。あくまで一つの例として参考にしてもらえると幸いです。

 

【できるだけ早く全範囲を終わらせる】

数学の勉強において、私が最も重要だと考えている点はこの点になります。理系で数学IIICまで必要になる方は、どのタイミングで範囲を終わらせることができるかは、とても重要なポイントであると考えています。進学校に所属されている方には関係がないかもしれませんが、私が所属していた学校のように、高校3年生の冬まで範囲が終わらない学校に所属している場合には、先取りで学習する必要があります。

私の考えでは現役で東大 (あるいはそれに近しい学校) に入ろうと思ったら、高校2年生の終わりまでには、数学IIICまでの範囲を終わらせておくのがいいと思います。私の場合も塾で先取り学習をして、高校2年生の時点では、数学については高校の範囲を終えていました。

私は、高校2年生までは範囲を終えることを優先して、高校3年生は問題演習に充てるという戦略をとっていました。そのため高校2年生時点においては、特にその時点における目標点などは置いていませんでした。それよりも公式を覚える、考え方を理解するということにフォーカスしていました。

 

【数学は暗記?】

数学は解法パターンを暗記して、それを当てはめて解く…ということをおっしゃる方がいると思います。このやり方について、個人的には概ね正しいかと思っています。いったん範囲を終わらせたうえで、単に公式を覚えるだけでなく、典型的な問題の解法パターンを覚えるというプロセスは必要なプロセスかと思います。

この解法パターンの暗記なのですが、どこまでやるかというのが人によって異なると思っています。特に東大のように問題の難易度が高い場合は、典型的な解法パターンをいくつか組み合わせることで問題が解けるという場合がほとんどだと思います。例えばパターンAとパターンBを組み合わせると解ける…みたいな感じです。私の感覚では、数学が得意な人はAとBを覚えていれば、それを組み合わせて問題が解けるのですが、苦手な人は「AとBを組み合わせる」という解法パターンを暗記している必要がある気がします。そのため苦手な人ほど、たくさんのパターンを覚えておくのが得策だと思います (もちろん時間に余裕があるなら、得意な人でもたくさん覚えるに越したことはありません)。

 

【受験当日への戦略】

解法パターンを覚えたら、実際に問題を解いて演習を積むことになります。実際の入試問題の難易度に近しいレベルの問題で演習するのが理想的です。私の考えではここで何問演習できるかで、本番の点数が決まってくると思います。そしてもちろん高得点を狙えば狙うほど、成長の曲線が鈍化していきます。

先日の記事でも書きましたが、数学の点数が高ければ高いほどいいかというと、そんな簡単な話ではありません。高得点にはそれだけの時間がかかるので、数学よりも英語に時間をかけたほうが点数が伸びるのであれば、英語を優先するべきです。現在の東大数学のことはわかりませんが、当時は数学は比較的点数が取りにくいといわれており、数学は得意だったのですが、目標点は低めに設定することにしました。当日の目標点は、70~90/120に設定しており、大体高校3年生の秋ぐらいの時点で60~70/120、本番直前で70~100/120ぐらいの感じだったと思います。

高校3年生秋くらいからは数学に限らず、すべての教科において、進捗状況を確認し、目標点とどのくらい乖離しているか、予定通り進捗しているかということについて、逐一確認していました。このことがとても重要な点であると考えています。

 

今日は数学の勉強のことについて書いてみました。次回は英語について書いてみようかと思います。以前少し書きましたが、単語力を強化したうえで、実際に受験対策の戦略として英語に対してどう取り組んだかについてを書いていきたいと思います。

 

不明な点等ありましたら是非コメントいただければと思います!次回もぜひよろしくお願いいたします!

大学受験の勉強:合格のための戦略

今日から数回に分けて大学受験の勉強の話をしていこうかと思います。(最近は勉強の話からは少し離れていたので…) 今回は特定の教科について書くのではなくて、戦略の話をしたいと思います。私が大学受験を経験したのはだいぶ前の話になってしまうのですが、「戦略」という観点においては今も昔も変わらないと思うので、ぜひ受験生の参考になればと思っています。

 

【戦略って?】

「戦略とは何か」という話をすると、いろんな意見があるかとは思いますが、ここでは大学受験における戦略について話をしたいと思います。私の考えでは、受験における戦略には3つのポイントがあります。一つ目は「ゴールを見据えること」、二つ目は「現状を把握すること」、そして三つめは「ゴールまでの道筋を立てること」です。

特に高校3年生の方はちょうど今ぐらいの時期には、この3点についてしっかりと把握できていることが重要だと考えます。また高校1年生、2年生の場合も、3年生になった時点で、無理なくこの3点を考えることができるように準備をしておくことが重要であると思います。

 

【1. ゴールを見据える】

大学受験においてゴールとは、もちろん志望校に合格することです。これはつまり本番の試験において、合格者の最低点よりも高い点を取ればいいということです。

まずは最低点を知ることは重要です。仮に最低点が公開されていない場合であっても、本番どの程度の点数が取れれば合格できるのかということを知っておく必要があります。そしてそれは細かく分析されていることが理想的です。

例えば英、数、国の3科目各100点、合計300点の試験で合格者最低点は180点の試験だとしましょう。この時に英、数、国、それぞれ60点ずつ取るというのはあまりいいやり方ではないかもしれません。大学によって科目間の難易度に差がある可能性があります。また英語の試験の中にも文法問題もあれば、長文読解もあるはずです。各科目、各セクションの難易度を考慮したうえで、どこで何点取ってトータル180点に持っていくのかというのを、じっくりと考える必要があります。

さらに、同じ大学、同じ学部を受験する場合であってもゴールは人それぞれ異なっています。得意科目、苦手科目が人それぞれあるからです。そのため自分の特性を十分考慮したうえで、どこで、どれだけ点数を取って合格者最低点に持っていくのか、じっくりと考えることをお勧めします。

 

【2. 現状を把握する】

自分の目標を設定したら、次に今自分がどの程度の位置にいるのかを把握する必要があります。一番いいのは過去問を解いてみることです。目標は何点で、今何点取ることができるのかを把握することで、足りない点数をどうやって上げていくかを考えることができます。極端な話英語の目標点が60点で、現在60点なら英語は最低限の勉強だけをやって維持しさえすればいいのです。あるいは目標点を上げて他の教科の負担を軽減する等、戦略を修正することも可能です。

この際もできるだけ詳細に何ができていて、何ができていないのかを把握することが重要です。例えば同じ英語60点でも、文法: 10/40、長文: 50/60の60点と、文法: 30/40、長文: 30/60の60点では意味が全く違います。どちらがいい、悪いという話ではないのです。要は自分の目指すところと、どの点が乖離しているかが重要なのです。

文法: 10/40、長文: 50/60の60点だと文法をやらないといけないように思うかもしれませんが、実は必ずしもそうではありません。自分が文法が苦手であると認識していて、文法は10点でもいいから、長文で満点を取りたいと考えていたら、やはり長文をやるべきです。(そのゴール設定が正しいかはわかりませんが…)

正しくゴール設定をしていたら、あとはそれとの乖離で現状を把握するべきです。点数が低いことが問題なのではなく、目標から遠いことが問題だと認識することが重要です。

 

【3. ゴールまでの道筋を立てる】

1と2ができたら、あとは何をすればそのギャップを埋めることができるかを考えることになります。実はここがちょっと難しいのです…。特に進学校ではない学校から難関校を目指そうとすると、情報が明らかに不足しています。この点については自分で考えてもわからないことも多いので、情報収集が重要になります。

もし学校や予備校などに信頼できる人がいれば、その人に聞いてみるのは一つの手だと思います。長年受験業界にいる人であれば、あなたのギャップを埋めるのに適した参考書を知っているかもしれません。予備校の集団授業に対しては否定的ではないのですが、どうしてもマスを対象としたものであるため、あなた自身の戦略にあっているかはわからないです。講師の方に確認することができるのであれば、あなたの状況を伝えたうえで、その授業が本当に適しているのか相談してみるのもいいかもしれません。

 

【最後に…】

ここまでいろいろと書いてきましたが、こういった戦略的思考というのは、人にもよるかもしれませんが、ある一定の年齢になると多くの人が身につけているものなのではないかと思っています。ただ17歳、18歳の時点で身につけるのは結構難しいとも考えています。もしご興味を持っていただけたら、コメント等で質問いただけるとありがたいです。(自分でもなかなかうまく文章にしにくい点があるなーと思って書いていたので…)

 

とりあえず今回は戦略について書いてみましたが、次回はもう少しブレイクダウンして、科目ごとの戦略を書いてみようかと思います。今の東大受験には当てはまらない点も多いかもしれませんが、考え方の参考になれば幸いです。

 

 次回もまたぜひよろしくお願いします!励みになりますので、気づいたことなど、なんでもコメントいただけると嬉しいです!よろしくお願いします!

 

大学受験:難関校を目指すメリット

 すみません。ちょっと旅行に行っており更新が空いてしまいました💦これから授業が始まるので、今後も毎日更新は難しいかもしれませんが、2-3日に一回は更新できるようにしていきたいと思っています。

 

今日は大学受験で頑張って難関校に入学することのメリットについて話をしたいと思います。難関校に入学するメリットは様々だと思いますし、そこにはデメリットもあるかもしれません。例えば、就職の際に有利になる可能性があるとか、社会人になってから色眼鏡で見られてしまう可能性があるといったようなメリット、デメリットがあるかと思います。

 

そんな中でも今日は私が特に重要だと思う二つのメリットについて書いていきたいと思います。この2つのポイントは後から振り返って考えると重要だったなーと思う点で、なかなか気づきにくい点である気がするので、ぜひ参考にしていただければと思います。

 

【メリット1: 成功体験になる】

志望校がどこであったとしても、全力で努力したうえで、結果を出して、第一志望の学校に入るというのは、一つの大きな成功体験になります。このことは自分の自信につながるので、将来にわたって物事をポジティブに考えられるようになると思います。

 

もちろん自信過剰になってしまうのは考え物なのですが、目標に向かって努力して結果を出すというのは大学受験に限った話ではありません。この時の成功体験を活かして、再度困難に直面した時にどうしたらいいかを考えたり、「大学受験の時もできたのだから、今回も大丈夫だ」とポジティブになれたりするのは大きなメリットだと思います。

 

【メリット2: 意識が高い友人を作ることができる】

私としてはこれが最大のメリットなのではないかと思っています。賛否両論あるかもしれませんが、東大には本気で「自分が世の中をリードしていくんだ」と思っている人が、ちらほらいたような気がします。実際に世の中を変える人たちはそうやって考えている人たちだと思いますし、そういう人がたくさんいる中で勉強をしていると本当に刺激を受けます。

 

例えば自分にケースだと、前の記事にも書かせていただきましたが、私は英語が苦手だったので、大学入学当初は英語を使わなくて済む仕事をしたいと考えていました。ただ大学でいろんな友人に会う中で、より大きなチャレンジをするのであれば、英語から逃げすに世界で活躍できるような人になる必要があると考えました。

最近は多くの大学で在学中に留学を促すようなプログラムがあるかと思うのですが、少なくとも私が在学していたころは、東大にはそのようなプログラムは少なかった気がします。それにもかかわらず、私の友人を含め、卒業後に海外に留学したり、海外で仕事をする人は少なくありません。おそらくお互い刺激しあって、将来のキャリアを考えていく中で、自然と海外志向になっていくのではないかと思います。

 

どんな人生が幸せかというのはとても難しいですし、上昇志向を持って仕事をしていくことが全てではないと思います。ただもしより大きな仕事がしたいとか、世の中のためになることがしたいと思うのであれば、より難関な学校に入学することでモチベーションを維持することができると思います。

 

さて次回は少し話を戻して受験勉強の話をしようかと思います。特別な進学校ではない学校からでも東大をはじめ、難関校を目指そうと思ったらどのように準備をすればいいかについて、少し話をできたらいいかと思っています。

 

次回もまたぜひよろしくお願いします!励みになりますので、気づいたことなどなんでもコメントいただけると嬉しいです!よろしくお願いします!

大学受験:志望校の決定

今日は志望校決定の話をします。高校受験とは違って、大学受験の時は真剣に考えて志望校を決定しました。その時に私が考えたことを書けたらいいなと思っています。

 

【高校入学時点の志望校】

昨日の記事でも書きましたが、中学時代は人間関係もうまくいっていなかったので、環境を一新したいと思っていました笑。それで東京を離れて生活するのもいいかなーと思って京大を受験したいとひそかに思っていました。

私が理系で将来研究者になりたいと思っていたのも、京大を選んだ理由の一つです。研究をするなら国公立大学のほうがいいという話を聞いており、確かに研究費などのデータを見ても東大や京大は恵まれていると感じたので、できるだけ上位の国公立という考えを持っていました。

一方で私が通っていた学校では、京大を受けたいということ自体がはばかられる感じだったので (うちの高校は大体、1学年300人くらいの大きさで、早慶に進学する人が毎年5人くらい、東工大/一橋が2-3年に1人くらいの学校です)、あまり自分の志望校を人に話すことはしませんでした。でも自分の中ではずっと京大に入学したいと思っていましたし、しっかりと勉強を続ければ合格できるとも思っていました。

 

【志望校の変更】

高校1年生~2年生にかけて、成績は順調に伸びていき、塾内の模試でもそれなりの成績が出るようになると、京大も夢ではなくなっていきました。高校2年生の段階では塾のスタッフの方々や友人に、京大受験のことについて話をしていたと記憶しています。

一方で高校2年生になると、塾内での友達も増えてきて、環境を変えるよりも、むしろここにいる人たちの近くで大学生活を送るほうがいいんじゃないかと思うようになりました。それで東大を目指してみようかなーとなったんです。まあ確かに大学に入ってから学部が選べるとか、そういうメリットもあるとは思っていたのですが、最後はそんな理由で志望校を選んだ感じです。

 

【志望校を決めるうえで重要なこと】

私が思うに特に高校1年生や高校2年生は志望校に対して妥協しないということが重要かなと思います。別に偏差値の高い大学を志望することがいいことだとは思いませんが、「どうせ自分には〇〇くらいしか行けない…」という考えは、とてももったいないと思います。まずはいけそうかどうかではなく、自分が一番行きたい学校はどこかを考えて、そこに向かって頑張っていくのがいいんじゃないかと思うのです。

それからこちらは反省でもあるのですが、志望校を決めるうえでは、できる限り多くの情報を収集するのがいいと思います。もし可能なら実際にその学校に通っている先輩に話を聞いてみるのがいいかもしれません。

私は自分の進学先を後悔しているわけではないのですが、自分の周りに医学部医学科に進学を希望している人が少なかったこともあり、その選択肢を十分に吟味せずに受験してしまったなーとは思っています。選択肢は十分に考慮したうえで、志望校を選んだほうがいいです。大学進学が人生を決めるわけではないですが、多少影響を及ぼすことは間違いないと思います。

 

【次回のテーマ】

さて今日は志望校選択のことについて書かせていただきました。次回はちょっと時系列が前後してしまいそうなのですが、関連が深いのでレベルの高い学校に入学することのメリットについて書いてみようと思います。実際に大学に進学してみて、社会に出てみて感じたことを書いていこうと思います。別に東大に限った話ではないと思うのですが、入学に一定の努力が求められる大学に進学することには様々なメリットがあると思うので、そこについて私の考えを書けたらいいと思っています。

 

次回もまたぜひよろしくお願いします!励みになりますので、気づいたことなどなんでもコメントいただけると嬉しいです!よろしくお願いします!

大学受験:塾での人間関係

今日は少し勉強の話から離れて、人間関係の話をしていきたいと思います。このブログではしばらくは受験に関することを書こうと思っていますが、いずれは就職や転職のことについても書く予定です。ビジネスの世界では人間関係をうまく築いていくことはもちろん重要なことであり、高校時代の塾での人間関係が礎になっていると思っています。

 

【中学時代の私】

中学時代は人間関係構築に苦労しました。友達もいなかったわけではないですし、特段仲間外れにされていたわけでもないのですが、新しい友達をどうやって作ったらいいのかがよくわからず、コミュニケーションの輪を広げていくことができないことに寂しさを感じていました。

おそらく自分はもともといろんな人と仲良くなって、輪の中心にいたいと考えるような性格だったんだと思います。それで自分の理想像と、現実のギャップに苦しんでいた記憶があります。

 

【友人A君の存在】

そんな時に前のブログにも書いた友人のA君に会いました。彼は本当に対人関係のスキルが高く、話したことがない人ともすぐに仲良くなっていました。自分には真似できないなーとも思いつつも、彼は自分のことも仲間に入れてくれたので、塾ではたくさんの友人ができました。そうやってたくさんの人とコミュニケーションをとる中で、自分のコミュニケーション能力を改善することができたと思います。

 

【コミュニケーション能力】

コミュニケーション能力というのは、適切な尺度がないため、一概に高いとか低いとかいうことは難しいとは思います。一方でコミュニケーション能力が高い人と低い人が存在するのも事実だと思います。

コミュニケーション能力は生涯にわたって養っていくものだと思いますし、必ずしも中学生、高校生の時に改善しないといけないものではないですが、この時期の経験は今後の人生の基礎になるというのが私の考えです。もちろん高校生の頃は受験勉強もあるので、遊んでばっかりではダメなのですが、対人関係を切り捨てて勉強に専念するのも考え物かなーと思ってます。

 

【受験におけるメリット】

一緒に受験勉強をする友人がいると精神的な支えになるだけでなく、様々な情報交換もできるようになります。例えばどの参考書がいいとか、どの授業はいいとか…そういった情報は受験を成功させるカギになってくると思います (もちろん情報の取捨選択はとても重要ですが)

一方でデメリットももちろんあります。例えばうちの塾や学校では、多くの人が推薦で学校を決めており、推薦組と一般組ではどうしても隔たりができてしまうんです。そういう時に推薦で決まった人に対して、「一般の人達にもっと気を遣ってほしい」というような苛立ちを見せてる友人もいたのですが、そういうのはエネルギーの無駄遣いだとも思います。友人とポジティブな関係を築くことは大事ですが、一方で「自分は自分」として周りに流されない強い自分を持つ必要があります。

 

今回は勉強の話からは少しそれましたが、一度しかない高校時代なので、勉強だけでなくて、いい友達を作って、勉強以外のスキルを磨くことも重要だと思います (当時はそこまで考えてなかったですが…笑) 息抜きに友人と遊びに行ったり、ファミレスでたわいもないことを何時間も話し続けるのも、この時期だからできることです!

さて、次回は志望校選びの話をしようかなーと思っています。特にあまり進学校ではない高校に通っている人は、自分の可能性を最初に制限してしまう傾向がある気がするんです。でもそれはもったいないことだと思うので、特に高校1年生や2年生の方には自信をもって志望校選びをしてもらいたいなーと思っています。そんな話を次の記事にしようと思います!

 

ブログ始めたばかりですが、励みになりますので、気づいたことなどなんでもコメントいただけると嬉しいです!よろしくお願いします!