受験、就職、転職、MBA留学…高みを目指して頑張るブログ

これから社会に出ていく高校生、大学生、あるいは若手社会人の方に、受験のことや仕事のことについて自分の経験を共有できたらいいなと思っています。MBA留学もしたので、留学のことについても記事にしていく予定です。

大学受験の勉強:英語の勉強

今日は英語の勉強について書こうと思います。以前の記事では、中学時代に全く英語ができなかったレベルから、いかに成績を上げたかについて書きましたが、今日はもう少し受験の戦略について書きたいと思います。

 

受験英語

受験英語」という言葉を聞くと、ネガティブなイメージを持たれる方もいるかもしれません。最近では外部の試験を取り入れて、Speakingの評価もしようという流れもあるようですが、少なくとも私が受験した当時は、特にReadingにフォーカスされており、「受験英語」をやっても英語が喋れるようにはならないというのはよく言われる話かと思います。

受験英語と実際に使える英語の違いについては、また別の機会に書こうかと思いますが、ここで強調したい点が二点あります。

受験英語と実際に使える英語は確かに違う。 (注: 今後は近づくかもしれませんが)

・一方で受験英語が実際に使える英語を学ぶ上で、役に立たないわけではない。

 

特に英語が好きな方は、受験英語なんかよりも、実際に海外の方とコミュニケーションできるスキルを身に着けたいとお考えかもしれないですし、それはとてもいいことだと思います。ただし、それは受験英語とは別のものであるという認識をしたほうがいいです。受験における成果を最大化するには「受験英語」を勉強されることをお勧めします。

 

【分野ごとで対策する】

英語に関しても、数学と同様に、基本的な文法を学ぶことと、英単語、英熟語をたくさん知っていることはベースになってくると思います。そのうえで、受験英語の対策を考える際には分野別の対策を考えることをお勧めします。例えば文法を知っていることと、文法問題が解けることは別の話です。ある程度以上の難関校であれば、どの学校を受験する上でも、基本的な文法を知っていることが求められると思います。一方で例えば東大の二次試験における文法問題の比率はかなり限定的です。

受験英語には文法問題、長文問題、リスニング、英作文、英文和訳等幅広いタイプの問題があります。自分の志望校がどのようなタイプの問題を出すのか、その比率はどの程度か、どれが得意でどれが苦手か、といった分析を事前にしたうえで、必要な分野の演習を積むことをお勧めします。

 

【本番のイメージをしっかりする】

これは英語だけでなく、すべての教科に言えることですが、英語では特にどの問題にどれだけ時間を使うのかを考えるのが重要になります。例えば試験の最後、大問が1問残っているときに、残り時間が3分しかなかったら、適当に答えを書くしかないかもしれないですが、その問題が記述式だったら得点は絶望的です。一方でもし選択式であれば、勘で書いた答えがあっているかもしれません。特に英語では大問1から順に解く必要が全くありません。試験の前にどの順番で解くのが最もよさそうか、想定以上に時間を使ってしまった場合のPlan Bはどうするかを考えておくのがいいかと思います。

 

【東大の英語】

特に東大の英語は要約、和訳、リスニング、長文、文法など多岐にわたる問題があるため、上記のような戦略が立てやすいという特徴があると思います。またしっかりと対策を立てれば得点が取りやすいのも東大の問題の特徴です。各分野の配点は公開されていないかと思いますが、各分野で何点取って合計で何点取るかということまで、計算しておくことをお勧めします。ちなみに私はあまり英語は得意ではなかったので目標は60/120くらいでおいていました。分野ごとの目標は忘れてしまいましたが、当時はそこまで設定していました。

 

今日は英語の勉強について記載させていただきました。上にも書きましたが、正直東大に入れる英語力があっても英語でディスカッションできるわけではないと思います。一方でもし自分が大学受験の時に英語を勉強していなかったら、今英語が話せるようにはなっていないと思います。受験勉強で得たことは決して無駄にはならないと思うので、ぜひ頑張っていただけたらと思っています。

 

次回は理科の話をしようかと思います。文系の方にはあまり関係がない話になってしまうかもしれませんが、ご了承いただければと思います。

 

気づいたことなどありましたら、なんでもコメントください!よろしくお願いします!